【保存版】盛り塩の正しいやり方と置き場所
八角の型できれいに作るコツ
お店の入口や玄関で見かける、小さく盛られた白い塩。「盛り塩」は、昔から縁起を担ぐために続けられてきた習わしです。
「やってみたいけれど、作り方や置き場所がよくわからない」という方のために、用意するもの、基本の作り方、置き場所、交換のタイミングまでをまとめました。型を使えば、初めてでもきれいな形に作れます。
- 用意するのは、粗塩・小皿・盛り塩の型の3つ
- 塩を少し湿らせて型に詰め、お皿の上で抜くだけ
- 置き場所は玄関が定番。内側の両脇に一対で置くのが一般的
- 交換は月に2回(1日と15日)や、湿って崩れたときが目安
盛り塩とは?昔から続く意味
塩は昔から、神事や地鎮祭などで「お清め」に使われてきました。盛り塩も、その場を清めて、良いものを招き入れたいという願いを込めて置かれてきたものです。料亭や商店では、お客様を迎える入口に盛り塩を置く習慣があり、今も見かけることがあります。
由来には諸説あります。よく知られているのは、「昔の中国で、皇帝の乗る車を引く羊(牛とする話もあります)が、好物の塩が盛られた家の前で足を止めた」という言い伝えで、ここから客を招く縁起物として広まったとも言われています。
次のようなときに、気持ちの区切りとして始める方も多いようです。
- 引越しや、新しい生活を始めるとき
- 気分を切り替えたい、空間をすっきりさせたいとき
- お客様を迎える前や、お店を開くとき
用意するもの
- 塩:天然の粗塩がおすすめです。サラサラの精製塩は固まりにくいので、湿らせて使ってください。
- 小皿:白い小皿が定番ですが、部屋に合わせて好きなお皿を選んでかまいません。
- 盛り塩の型:形がそろい、崩れにくくなります。
- 霧吹き(あれば):塩を少しだけ湿らせるのに便利です。
基本の作り方3ステップ
1. 塩を少し湿らせる
粗塩を小皿などに出し、霧吹きで少しだけ湿らせます。指でつまんで固まるくらいが目安です。湿らせすぎると型から抜くときに崩れやすくなります。
2. 型にぎゅっと詰める
型に塩を入れ、スプーンの背などで押し固めます。すき間なく詰めるほど、角のきれいな形に仕上がります。
3. お皿の上で型を抜く
小皿の上に型をひっくり返して置き、そっと持ち上げれば完成です。うまく抜けないときは、型の側面を軽くたたいてみてください。
置き場所
玄関
いちばん定番の場所です。扉の内側の両脇に、一対で置くのが一般的とされています。
キッチン・水回り
水や火を使う場所に置く方もいます。湿気で崩れやすいので、こまめに交換しましょう。
リビング
家族が集まる場所に、インテリアのひとつとして飾る方も。
お店・事務所の入口
お客様を迎える入口に。開店祝いの贈り物にも選ばれています。
小さなお子さんやペットがいるおうちでは、手の届かない場所に置きましょう。
交換のタイミングと、使い終わった塩
交換は、月に2回(1日と15日)が目安とされています。そのほか、湿って固まった・崩れた・汚れたと感じたら、そのつど新しい塩に取り替えましょう。
使い終わった塩は、紙に包んで処分するか、水で流すのが一般的です。料理には使わないでください。
八角形の盛り塩とは
盛り塩には円すい形のほか、八角形のものもあります。八角形は「八方(すべての方角)」を表す縁起の良い形とされ、八方からの良い気を集める形とも言われています。
ただ、八角形の盛り塩を手で作るのは難しいもの。三次元カフェでは、塩を詰めて押して抜くだけで八角形がきれいに作れる八角盛り塩固め器を、3Dプリンターで一つずつ作っています。

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インテリアになじむ飾り方
盛り塩は、置くお皿や周りの小物を選ぶと、部屋になじむインテリアにもなります。
- 白い小皿で、すっきりと
- ガラスや木のお皿で、ナチュラルに
- 小さな花やグリーンと一緒に飾る
- 型の色をインテリアに合わせる(ゴールドなら華やかに、ブラックならモダンに)
よくある質問
どんな塩を使えばいいですか?
天然の粗塩がおすすめです。精製塩はサラサラで固まりにくいので、使う場合は霧吹きで少し湿らせてください。
盛り塩は一つだけ置いてもいいですか?
玄関では両脇に一対で置くのが一般的とされていますが、置く場所が狭いときは一つでもかまいません。無理のない形で続けることが大切です。
どのくらいで交換すればいいですか?
月に2回(1日と15日)が目安とされています。湿気で崩れたり汚れたりしたときは、そのつど交換しましょう。
使い終わった塩は料理に使えますか?
ほこりなどがついているので、料理には使わないでください。紙に包んで処分するか、水で流すのが一般的です。
※ この記事で紹介している意味や置き場所は、昔からの言い伝えや風習によるものです。開運などの効果を約束するものではありません。